著者ヒデのプロフィール

「大人のドライブに潜む罠をロジカルに回避する」福井の道を走り尽くしたベテランの、みちくさルート。

はじめまして。福井の道とドライブをこよなく愛する、1974年生まれの51歳です。
妻と3人の子供(高3、中3、小4)と福井で暮らしながら、休日は愛車でふらっと「みちくさ」を楽しんでいます。
趣味は毎日のロードバイク。毎日30km走って、路面の感覚や傾斜を肌で感じながら心と体を鍛えています。

年齢を重ねてきて、最近は夫婦でのんびりドライブに出かけることが増えました。
きれいな景色を見て、美味しいものを食べて、温泉でリフレッシュする。そんな「大人のスローライフ」や「癒やし」を求めて車を走らせるわけですが……現実はそんなに甘くありません。
観光地の華やかな宣伝の裏には、私たちのような世代をガッカリさせたり、ドッと疲れさせたりする「不都合な真実」がいくつも隠れていました。

■ 「地物」の看板に騙されたカニの悲劇

道の駅や朝市に行くと、テンションが上がりますよね。私もそうでした。

ある日、朝市で威勢のいいオヤジさんに「今朝あがったばかりで身がパンパンに詰まってるよ!」と勧められ、旅の勢いもあってカニを奮発して買いました。
嬉々として家に持ち帰り、さっそく捌いてみたんですが……中身は水っぽくてスカスカ。「大人の目利き」なんて普段は偉そうなことを言っているのに、観光地マジックにまんまと引っかかってしまったんです。

あの時、店の奥に積まれていた他県ナンバーの配送段ボールを見て「あれ?」と思った自分の直感を、なぜ信じなかったのか。思い出すたびに胃のあたりが苦しくなります。
「地元名産」と大きく書かれた看板の下に、ものすごく小さな字で「原料:チリ産」と書かれた干物を見た時のガッカリ感たるや……。旅先で焦って買うくらいなら、地元の馴染みのスーパーや魚屋で買ったほうがよっぽど確実でした。

それ以来、私は表のポップは絶対に信用しません。裏面の「原材料名」や「製造者」のラベルを指差し確認するようになりました。
本当に良い地場の野菜や特産品を手に入れるなら、オープン直後の「午前9時半」には現地に到着するルートを組まないと、残っているのはB級品ばかりです。
衝動買いした生鮮食品をダメにしないよう、今では車のトランクにポータブル冷蔵冷凍庫を常備して、保冷剤の溶け具合を気にするストレスからも卒業しました。

■ タイツの妻を置き去りにした足湯と、騒音の四重奏

ドライブ旅の途中で無料の足湯を見つけると、つい寄りたくなりますよね。
ある時、「ちょっと浸かっていこうか」と妻を誘ったんですが、妻は少し曇った顔で「今日タイツだから、脱ぐ場所もないし面倒だからいいや」と車に戻ってしまいました。

悪いなと思いながら一人で浸かりに行ったんですが、お湯の表面には誰のものともわからない髪の毛やゴミが浮いていて、湯加減も中途半端にぬるくてドロドロ……。
温まるどころか、車内で冷たいお茶を飲みながらスマホをいじっている妻を待たせている申し訳なさで、5分と持たずに足を引き上げました。
妻の服装に気を配れなかった自分の気の利かなさと、あの濁ったお湯の不衛生さは、今思い出しても本当に寂しい気持ちになります。

さらに、大人の休息を邪魔するのは足湯だけではありません。
深夜のパーキングエリア(PA)で少し仮眠を取ろうとした時のこと。運悪く両脇を巨大な長距離トラックに挟まれ、ディーゼルエンジンの重低音が朝まで車内に響き渡りました。一般車もエアコンのためにエンジンをかけっぱなしで、まさに「騒音の四重奏」状態。
寝不足でフラフラになりながら、フードコートで「ご当地名物そば」を頼んだら、出てきたのは工場で作られた冷凍食品の温め直し。化学調味料のトゲトゲした味に、心底ガッカリしました。
テレビで見るようなきれいな「神SA」ばかりじゃないんです。事前にしっかり設備情報を調べて、静かな仮眠場所を選ぶべきだったと激しく後悔しました。

■ ナビが誘う崖っぷちと、ドアパンチの悪夢

そして、車を運転する上で一番怖いのが「物理的なトラブル」です。

カーナビが示した「最短ルート」を信じて進んだら、車一台がやっと通れるような、ガードレールもない崖っぷちの山道(いわゆる酷道)に引き込まれたことがあります。
対向車が来ないことを祈りながら、生きた心地がしませんでした。

なんとか命からがら辿り着いた観光地の駐車場は、今度は斜めの砂利敷きで、隣の車との隙間がギリギリ。
嫌な予感はしていたんですが、案の定、風の強い日に隣の古い軽自動車から子どもが勢いよく飛び出してきて、私の愛車のドアに「ゴンッ」と乾いた音が響きました。
ドアに綺麗に入った凹みを見た瞬間、旅の楽しさは一瞬で吹き飛びました。

そこから警察を呼んで実況見分をして、保険会社に連絡して……せっかくの休日が膨大な事務手続きに消えていきました。
「なぜあの時、多少歩いてでもアスファルトの広い駐車場を選ばなかったのか」と、自分の慢心に腹が立って仕方がありませんでした。修理代もバカになりませんからね。

■ 「みちくさルート」の流儀:インフラの裏側まで徹底的に分析・提案する

こんな風に、私はドライブ旅で数々の「痛い目」を見てきました。
騙され、疲れ、愛車を傷つけられた経験があるからこそ、私は観光地の「写真映え」や「宣伝文句」をそのまま信じることはしません。

私には絶対に譲れないこだわりがあります。
それは、「駐車場の白線の幅は十分か」「トイレは清潔か」「女性が困らない設備か」「本当の地場産品が買えるか」といった、大人が不快にならないための『インフラ情報』を徹底的にロジカルに分析するということです。

どんなに景色が良くても、駐車場でドアパンチの恐怖に怯えたり、インバウンドの団体客でレジが満員電車のように渋滞していたりしたら、ちっとも癒やされませんよね。
安全性と快適さがしっかり確保されて初めて、周りの景色や季節の移ろいを楽しむ「心の余裕」が生まれると私は信じています。

■ 伝えたいこと:夫婦の休日を最高にリフレッシュさせるために

せっかくの休日に、安くないガソリン代と高速代を使って出かけるんです。
現地での無駄なストレスや疲労、夫婦間の険悪な空気はゼロにしたいですよね。

このブログ「みちくさルート」で私が作りたいのは、単なる観光案内ではありません。
事前の準備とインフラの確認をしっかり行い、大人が心から安心して楽しめる「絶対に失敗しないドライブ攻略ルート集」です。

自らの足で歩き、車を走らせて、痛い失敗から学んできた私だからこそ書ける「実益」と「裏技」があります。
このサイトに来てくれたあなたが、「今度の週末、ちょっと安心してドライブに行ってみようかな」と思ってくれたら、これ以上の喜びはありません。
福井の道に育てられた私の、マニアックで安全第一な視点をお楽しみください!

【編集後記】

今日も妻の服装(特に足元!)をチラッと確認しつつ、目的地の駐車場のストリートビューを拡大して、白線の幅と傾斜をチェックするのに余念がありません。
あのドアパンチの絶望と、濁った足湯の気まずい沈黙はトラウマですが……。
だからこそ、初心者夫婦が絶対に失敗しない、気楽で最高なルート選びなら誰にも負けません!

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